パパやママに伝えたいこと
前歯が生え揃い、
コミュニケーション能力や意欲、
思考を司る前頭前野が
急速に発達します
前歯が生え揃うと、前歯で噛み切ることができるようになります。自らの手でつかんで食べる「手づかみ食べ」もこの頃からです。「手づかみ食べ」により、「一口量」を覚え、前歯と口唇を適切に使えることがこの時期とても重要です。また、前頭前野が急速に発達し五感も発達していく時期です。食べ物の色、形、美味しそうな香りなど五感を刺激し、かつ薄味で味覚も育んでください。そして食事の時は、家族で声を掛け、積極的にコミュニケーションをとり、愛の溢れた楽しい食卓を作ってください。このような最高の食卓が、将来のキレイな歯並びとお口の健康につながるのです。
この時期の食事が
お子様の未来のお口を作ります
脳は3歳までに大人の約8割程度成熟すると言われているため、この時期の食事はとても大切です。
この時期の「一口量」は、脳に記憶され、その人の一口量の標準化として、生涯、記憶されるといわれています。さらに口唇と前歯を適切に使えないと口の周りの筋肉が十分に発達せず、鼻呼吸も十分に身に付かないため、お口ポカンの習慣がついてしまいます。
1歳のお子様の口腔ケア
お子様の成長が進み1歳程度になると、歯ブラシを嫌がったりしてお口のケアが難しくなる場合があります。
この時期にむし歯になりやすいのが、上顎の前歯です。ここを特に気をつけてお手入れしてください。
歯が生えたら、フッ素塗布をお勧めします。定期的に歯科医院へ通ってむし歯予防することも大切です。
毎日のフッ素ジェルの使用と、定期的なメンテナンスでお子様の歯を守りましょう。
CARE
このようなケアが効果的
- 仕上げ磨き
- 歯みがきの練習
- フッ素塗布
1歳のお子様の診療
1歳は予防処置において
とても大切な時期です
1歳を過ぎるとお口の中の環境は劇的に変化し、むし歯などの感染リスクも高くなりますので、この期間は予防歯科においてとても重要な時期です。この時期に適切なケアを行いお口の健康を守っておくことは、長い目で見てもお子様にとって必ず良い影響を及ぼします。当院では、フッ素塗布をはじめ、食事や栄養の指導などさまざまな面でサポートさせていただいております。専門スタッフによる適切なアドバイスを行いますので、お気軽にご相談ください。
フッ素塗布
フッ素は、歯の表面にあるエナメル質の修復促進や歯質の強化など、むし歯の発生を防ぎ、歯を強くする効果があります。
食環境について
食事の仕方の工夫によって成長に良い影響を与えることができます。食事の際に足をつけて食べる、しっかり噛める食事をとる、などの工夫を心がけましょう。
食事による栄養管理
栄養管理は発育状態や年齢に合わせて組み立てることが大切です。当院では管理栄養士による食事についてのアドバイスも行っております。
お口の環境が大きく変わる1歳
あらゆるお悩みをサポートします
目まぐるしく変化する1歳のお口の環境、初めての子育てでは分からないことも多いと思います。
歯の生えている状況に合わせた食事や歯みがきのポイントなど、当院では経験豊富な歯科医師をはじめ歯科衛生士や管理栄養士などが幅広くサポートさせていただきます。
お子様の発育に関して、不安なことやお悩みがあれば、お口のことに限らず些細なことでもご相談ください。
保護者の方と一緒になってお子様の健康な発育をお手伝いいたします。