こんにちは、歯科衛生士の小関です🦷 今回は歯周病と全身疾患との関わりについてです。 久しぶりに歯医者に行くと、 「虫歯が見つかったらどうしよう」と 不安になる方は多いかと思います。 しかし、「歯周病の検査は大丈夫だったかな?」と 気にされる方は意外と少ないのではないでしょうか。 虫歯の有無も大切ですが、 実は歯を失う大きな原因は 歯周病であることをご存じですか? 歯周病は慢性的にゆっくり進行する病気で、 自覚症状が少ないため気づきにくいのが特徴です。 その間に、歯を支えている骨(歯槽骨)が少しずつ溶けてしまい、 最終的には歯がグラついたり抜け落ちたりすることもあります。 さらに、歯周病はお口の中だけの問題にとどまりません。 歯ぐきの炎症を通じて歯周病菌やその毒性物質が血管に入り込み、 全身に悪影響を与えることが分かっています。 糖尿病、心疾患、脳卒中など、 さまざまな全身疾患と関係しているのです。 お口の健康状態が全身の健康に直結するからこそ、 「お口は健康の入り口」と言われています。 まずは一度歯科医院で検査を受けてみませんか? 現在のお口の状態をしっかり把握することが、 健康を守る第一歩です。 そして、定期的なメンテナンスでお口の中を清潔に保つことで、 虫歯や歯周病を未然に防ぐことができます。 健康なお口と体を保つために、 ぜひ歯科医院に足を運んでみてください!