こんにちは!歯科衛生士の土岐です。

今回は"8020運動"についてのお話です✨


歯医者さんでよく耳にする「8020運動」。
これは
"80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう"
という取り組みです。
自分の歯が20本以上あれば、
日常のほとんどの食事を噛むことができ、
食べる楽しさや健康をしっかり守れると言われています☺︎

🦷なぜ「20本の歯」が重要なのか?🦷
歯を失うと、やはり硬いものが噛みにくくなり、
食べられる食品が限られてしまいます。
食事の喜びが減ってしまうのと共に、
しっかり噛めない事で以下のような影響も出てきます。

・消化不良
...噛む回数が減ると、胃や腸に負担がかかる

・栄養不足
...食事の偏りが健康に悪影響を及ぼす

・認知症リスク
...噛む機会が減ると、脳への刺激が少なくなる

20本以上の歯があれば、
多くの食品を噛み砕けるため、
これらのリスクを減らせます。


🦷8020を達成するための習慣🦷

1.セルフケア
歯磨きはただ磨くだけでなく、
歯と歯の間や歯茎との境目をしっかり掃除することが大切です。
特に夜の歯磨きは重点的に行い、
寝ている間の細菌の増殖を防ぎましょう。

2. 歯科検診を習慣化
「痛くないから大丈夫」と思っていても、
歯周病や虫歯は初期段階では気付きにくいものです。
定期的なチェックとクリーニングで、
問題を早期に発見・解決しましょう。

3. 噛む力を鍛える食生活
柔らかい食品ばかりではなく、
噛む力を使う食べ物も積極的に取り入れましょう。
例えば、生野菜やナッツ類などがおすすめです。

「歯の健康なんて今気にしなくてもいい」と思う方もいるかもしれません。
でも、健康な歯を長く保つには、
若い頃からの習慣がとても大切です。
未来の自分のために、
今できることを始めてみてください✨