こんにちは! 歯科衛生の小関です。 4月も後半に入り、 新しい生活にも 少しずつ慣れてきた頃でしょうか。 この春、 小学生から中学生へと 進学されたお子さんを お持ちの保護者の皆さま、 おめでとうございます🌸✨ 中学生になると、 勉強や部活動で毎日が忙しくなり、 これまで定期的に通っていた 歯医者さんへの通院も つい後回しになってしまいがちですよね。 でも実は、 中学生の時期は むし歯予防だけでなく、 将来の歯周病を防ぐためにも とても大事なタイミングなんです🦷 歯周病の原因となる菌の中でも、 特に悪さをするのが 「Redコンプレックス」と呼ばれる3つの菌、 p.g菌、t.d菌、t.f菌です。これらの菌は、 まるでピラミッドのように、 土台となる菌が先に口の中に定着し、 そこから少しずつ積み上がることで、 Redコンプレックスが頂点に 居座るようになります。 特にt.f菌やt.d菌は、 小学生〜中学生のうちに 定着しやすいとされているため、 この時期にしっかりとした 歯みがき習慣をつけたり、 的な歯科クリーニングで バイオフィルム(菌のかたまり)を 取り除いておくことがとても重要です。 そうすることで、 たとえ将来的にp.g菌が入ってきたとしても、 口の中に定着しづらくなり、 歯周病リスクを ぐっと減らすことができるんです! 忙しくなる中学生生活だからこそ、 未来の健康のためにも「歯のメンテナンス」を 習慣にしていきましょう🌱