
みなさんこんにちは。
藤沢市の歯医者【Ken歯科】です。
赤ちゃんの離乳食が進んでくると、多くの保護者の方が気になるのが
「手づかみ食べはいつから始まるの?」
「いつまで続くの?」
「汚れてしまって大変……。」ということではないでしょうか。
ただ、赤ちゃんの手づかみ食べは、ただ食べる練習をしているだけではありません。成長や発達にとって大切な意味を持つ行動であり、顎の発達や口の機能の成長にも関係しています。
そこで今回は、赤ちゃんの手づかみ食べはいつから始まり、いつまで続くのか、そして発育にどのようなメリットがあるのかについて解説します。
目次
■赤ちゃんの手づかみ食べはいつから?
赤ちゃんの手づかみ食べは、一般的に生後9〜11か月頃(離乳食後期)から始まることが多いとされています。この頃になると、赤ちゃんには次のような発達が見られるようになります。
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食べ物に対する興味が強くなる
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自分の手で物をつかめるようになる
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食べ物を口まで運ぶ動きができるようになる
このように、手と口を連動させて使う動きが発達してくる時期でもあります。赤ちゃんは食べ物を手で触りながら、硬さや温度、形などを感じて、さまざまな刺激を学んでいきます。
こうした経験を重ねることで、食べる力や感覚の発達につながるといわれています。
■手づかみ食べはいつまで?何歳まで続く?
赤ちゃんの手づかみ食べは、一般的に1歳半頃まで続くことが多いといわれています。
ただし、成長のスピードには個人差があるため、1歳頃からスプーンを使い始める子もいますし、2歳頃まで手づかみ食べを続ける子など、進み方はさまざまです。
大切なのは、「何歳から」「何歳まで」といった明確な期限があるわけではないということです。
子どもは成長の過程で、「手づかみ食べ」「スプーンの練習」「フォークの使用」といったように、少しずつ食事の方法を身につけていきます。
そのため、手づかみ食べを無理にやめさせる必要はなく、発達に合わせて自然にステップアップしていくことが大切です。
■赤ちゃんの手づかみ食べのメリット
手づかみ食べには、赤ちゃんの成長を助けるさまざまなメリットがあります。
◎顎の発達を促す
手づかみ食べでは、赤ちゃんが自分で食べ物を持ち、口に運んで噛もうとします。
この動きによって、「口周りの筋肉」「舌の動き」「顎の発達」が自然と促されやすくなります。
お口の環境にとってしっかり噛む経験は顎の成長にとても重要です。顎が十分に発達すると、将来的な歯並びや口の機能にも良い影響を与える可能性があります。
◎食べる意欲が育ちやすくなる
赤ちゃんは自分で食べる体験を通して、「食事は楽しいもの」という感覚を身につけていきます。そして、手づかみ食べを通して自分で食べようとする意欲や食べることへの興味、食事に集中する力が育ちやすくなります。
大人がスプーンで食べさせるだけでは得られない、主体的な食事体験になる点もメリットです。
◎手先の発達を促進しやすい
手づかみ食べは、手や指の発達を促すトレーニングの役割もあります。食べ物を「つかむ」「持つ」「口まで運ぶ」といった動作は、手と脳を同時に使うため、発達をサポートしやすくなります。
このような経験は、将来的にスプーンやフォーク、鉛筆などを使う動作の基礎にもつながっていきます。
◎食べ物の感覚を知る
手づかみ食べでは、赤ちゃんが食べ物を直接触ることで、さまざまな感覚を体験します。
たとえば、「硬い」「やわらかい」「滑りやすい」といった違いを感じ取りながら、食べ物の特徴を学んでいきます。
こうした感覚の学習は、噛む力や飲み込む力の発達にもつながる大切なプロセスといわれています。
■手づかみ食べが大変なときの工夫
赤ちゃんの手づかみ食べは、「食べ物を散らかしてしまう」「服や周りが汚れてしまう」といった悩みがつきものではないでしょうか。
そんなときは、赤ちゃんがつかみやすいサイズに食べ物を切る、汚れても気にならない食事用エプロンを使う、床にシートや新聞紙を敷くなどの工夫をしましょう。
少し環境を整えるだけでも、保護者の方の負担は軽減しやすくなります。無理をせず、取り入れやすい方法から始めていきましょう。
■手づかみ食べは赤ちゃんの大切な発達ステップ
赤ちゃんの手づかみ食べは、生後9〜11か月頃から始まり、1歳半頃まで続くことが多いとされています。
手づかみ食べは、顎の発達、口の機能の成長、手先の発達、食べる意欲など、赤ちゃんの発育に大きく関わる大切な経験です。
周りが汚れてしまい、保護者の方は大変なこともありますが、成長の大切なステップの一つです。
無理のない範囲で見守りながら、赤ちゃんが自分で食べる楽しさを感じられる環境を整えていきましょう。
当院では歯科で行える子育てサポートとして、管理栄養士がアドバイスなども行っています。詳しくは当院の小児歯科専門サイトをご確認ください。
