みなさんこんにちは。
藤沢市の歯医者【Ken歯科】です。
マウスピース矯正は、薄く透明なマウスピースを使用するため、矯正中の装置に見た目が分かりにくく、メリットの多い矯正方法です。
マウスピース矯正を希望している方の中には、歯ぎしりや食いしばりがあり、「自分でもマウスピース矯正ができるの?」と迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、歯ぎしり・食いしばりがあってもマウスピース矯正ができるかについてお話させていただきます。
目次
■歯ぎしり・食いしばりの癖があってもマウスピース矯正は可能?
歯ぎしり・食いしばりの癖があってもマウスピース矯正を行うことは可能です。
しかし、強い力がかかり、歯・歯周組織に大きな負担がかかるため、矯正治療がスムーズに行えないなどのトラブルが発生する可能性があります。
また、マウスピースが変形・破損してしまう場合もあるので、注意が必要です。
■歯ぎしりや食いしばりがある方のマウスピース矯正の注意ポイント
◎食いしばりを意識して減らすトレーニングをする
日中は意識して食いしばりを予防できるため、唇を軽く閉じるように意識しましょう。
また、舌は上顎にぴったりとくっついているのが正しい位置のため、その位置を意識してみましょう。
◎マウスピースの破損を防ぐためこまめに確認する
歯ぎしりがある方は寝ている時に無意識に歯ぎしりを行うことが多いため、マウスピースの破損がないか確認しましょう。
マウスピース矯正は10日程度で交換しますが、こまめに確認するようにしましょう。
◎歯科医師と相談しながら適切な力で矯正を進める
歯ぎしりがある方は、その旨を伝えて必要に応じてアタッチメントなどの調整が必要かなどを相談しましょう。
◎マウスピースが破損した場合は歯科医院に相談する
マウスピースが変形したり、破損したりした場合にはすぐに歯科医院に相談しましょう。
破損してしまうと正しい矯正力がかからない場合もあります。
また、口を切ってしまうなど悪影響がある場合もあるため、早めにご連絡ください。
■マウスピース矯正中に歯ぎしりや食いしばりを緩和する方法
歯ぎしりや食いしばりを緩和できる方法をご紹介します。
◎ストレスの解消
歯ぎしりや食いしばりは、ストレスを解消するために行われていると言われています。
しかし、強い力で顎や歯に負担がかかってしまうと、矯正治療をスムーズに行えず治療期間が長くなってしまうこともあります。
リラックスできる時間を作ってストレスを緩和しましょう。
ゆったりと湯船につかる、軽い運動をする、読書をするなど自分に合った方法を見つけてくださいね。
◎睡眠の質を高める
歯ぎしりは、眠りが浅い時にする傾向があると言われています。
そのため、深い睡眠ができるような生活習慣を心がけることが大切です。
就寝前は次のことを控えるなど、対策をしてみましょう。
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寝る30分前以内のスマホの使用
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カフェインの摂取
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飲酒
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喫煙
■歯ぎしりしている場合もマウスピース矯正は対応できます
歯ぎしり・食いしばりをしている方でもマウスピース矯正をすることはできますが、歯ぎしり・食いしばりが原因で治療がスムーズに進まない場合があります。また、お口の中に悪影響があるため、改善した方が良い習慣です。
歯ぎしり・食いしばりの癖がある方で矯正治療を検討している方は、まずは1度ご相談ください。患者様の症状に適した治療計画をご提案させていただきます。